中学生の道徳

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中学生の道徳

新学習指導要領で求められている指導計画の作成について

 平成20年告示の学習指導要領では、重要な改訂点として、推進体制の確立と「新しい指導計画」の作成が求められたという点をあげることができます。
 校長が学校における道徳教育の基本方針を教職員全員に明確に示し、その方針をもとにして、道徳教育推進教師を中心に、全職員が協力して道徳教育の諸計画を作成し、効果的な道徳教育を展開することが求められています。

道徳教育の全体計画

新学習指導要領では、学校における道徳教育は、道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うことになりました。道徳の時間が本当に道徳教育の要になるようにするためには、そのための構造を作り上げる必要があります。そのために今回の学習指導要領では、各教科、総合的な学習、特別活動にも、それぞれの特質を生かした道徳教育を行わなければならないことが明記されました。

 道徳教育の全体計画は、道徳の時間を要とするための構造を示す必要があります。このことから、道徳の内容と各教科、総合的な学習の時間、特別活動における指導の「内容及び時期」を示す必要があると明示されたのです。このことにより全体計画は、内容だけではなく、その紙面においても大きな変容を迫られているのです。

全体計画作成手順の構想

他の教育活動との関連において「内容及び時期」を示すということは、全体計画がそれだけ詳細に検討されなければならず、校長の方針のもと道徳教育推進教師を中心に全教師がその作成に携わらなければなりません。この視点から全体計画を構想すると、作成の手順が自ずと整理されてきます。教科などの教育活動の内容軸と時期軸(作業では一本化)と、道徳の内容とを縦横に配列する、いわゆるマトリックスで関連づける方法が効果的です。このプロセスを、新年度の諸計画立案と同時に行うことで、全教師の参加を促し、さらに教師が道徳の内容について学習する機会が得られるでしょう。この作業を通し、道徳の内容と全教育活動の内容的関連、時期的関連が明らかになり、道徳教育で取り扱う内容と時期との整合性を勘案しながら、全体計画を立案していくことができます。
 当然にこのプロセスは、爾後に作成する「道徳の時間の年間指導計画」や「学級における指導計画」にかかわることがらであり、教師一人ひとりが充実した道徳教育の実践のために真剣に向かい合うことが求められているのです。
 構成例はPDFデータ「指導計画の作成について」に詳述しておりますので、ご参照ください。

●「指導計画の作成について」PDFデータはこちら

1 全体・個別の年間目標(指導内容)の確認
学校全体の教育方針や校長の道徳教育方針、教科等教育活動の目標、指導内容を確認。
2 個別マトリックスの作成
縦軸に月度に行う個別の教育活動の内容、横軸に道徳の内容を示した配列表で関連を確認。
3 月次マトリックスの作成
個別マトリックスを統合し月次の配列表作成。全教育活動と道徳の月次の関連が明確になる。
4 マトリックスを整理し関連早見表を作成
2及び3の結果をもとに個別の教育活動(単元頓目)と関連する道徳の内容を表にまとめる。
5 年間の教育活動と道徳学習内容を示す
4で示された道徳の内容から、当該時期に学習する内容を選定し各教育活動とリンクする。
6 全体計画を作成
立案した全教育活動と道徳の内容の関連を踏まえ校長の方針に基づいた全体計画を作成。

全体計画「内容及び時期」関連表作成ツールを道徳ROMに収録

道徳ROM

カンタン操作で一連の関連表が作成できる!

あらかじめ月ごとに各教科等の単元(題材)名が入った入力用個別マトリックスフォーマットを、ご採用時ご希望校にお届けの「道徳ROM」に収録しています。必要に応じて加工・修正をしていただいたのち、関連マーク(「○」・「△」)を入力していただくと、あとはクリックひとつであかつきの示す構成例(「指導計画の作成について」PDF参照)に則って一連の関連表が連動して作成できる画期的ツールです。単元名入力・転記負担軽減のためにご用意したこのツールを、ぜひご活用ください。