第20回「<レシピ>和歌ネエのスペシャルパスタ」
約1年にわたっておつきあいいただいた和歌ネエの家めし道場。なんと今回をもって最終回となりました。赤坂サカスで始まって、赤坂サカスで終わりとは感慨深いもんです。そしてまた、最終回がスペイン料理(カタルーニャ料理)だったということもね。
実は、私の料理のルーツのひとつがスペイン料理。大学生のころにアルバイトさせてもらったスペイン料理レストランで、若き和歌ネエは料理とワインのおもしろさに目覚めたのでありました。
その後とりたてて飲食の道に進むでもなく、ふらふらと編集やライターの仕事をしているうちに、いつのまにか岸に打ち寄せられるように料理の仕事をしている不思議...。ま、感慨はこのくらいにして、最終回のメニューを考えているのであります。
和歌ネエの家めし道場のコンセプトは「おうちでできる簡単なごちそう」でした。そこで、外食したときの感動やおいしさをどうやって家庭で再現するか?ということを1年間続けてみました。
最終回に何かとっておきを...と肩に力が入るとたいてい失敗するので、私が最もよく作り、リクエスト率の高いメニューの中からパスタソースをひとつご紹介しましょう。サフランがふんわり香るのがスペインぽいと言えば言えなくもない、かも。
サフラン風味のカニとトマトのパスタ
材料(2人分)
カニ缶・・・・・・1個
タマネギ・・・・・・中1個
ニンニク・・・・・・1かけ
鷹の爪・・・・・・1本
サフラン・・・・・・ひとつまみ
トマト缶・・・・・・1缶 (トマトピューレや生のトマトでもよい)
白ワイン(飲み残しがあれば)・・・・・・100cc
オレガノ(あれば)・・・・・・少々
月桂樹(あれば)・・・・・・1枚
オリーブオイル・・・・・・さじ3
パスタ(ゆで)・・・・・・2人分
作り方
1、タマネギは薄くスライスするかみじん切りにする。ニンニクはスライスする。鷹の爪の種ははずしておく。
2、鍋をあたためてオリーブオイルをひき、タマネギ、ニンニク、鷹の爪、ローリエをいためる。タマネギを焦がさないで透き通るくらいが目安。(ひと炒めして弱火に落とし、ふたをして炒め蒸しするとよい)
3、カニ缶と白ワインを加えてアルコール分を煮飛ばしたらトマト缶とオレガノ、サフランを入れて10分ほど煮込み、塩味(材料外)を加減する。ゆでたパスタにかけて召し上がれ。さらにオリーブオイルをかけてもおいしい。チーズとも好相性。
チーズをかけてグラタン風にしてもおいしいのよ。ソースは冷凍できるので、急なときにも助かります。
おうちでごちそうのいいところは、安く、手軽においしいものが食べられること。高い安いだけじゃなくて「適正かどうか」という基準がポイントだと思います。
自分の財布と舌をつかって、食材に対して適正にお金をかける感覚が身に付くということはひとつ財産を手に入れること。楽しくおいしく、毎日を過ごしましょう。
1年間ありがとうございました。和歌ネエ 拝















