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第13回「なかなか予約が取れないベトナム料理店」

「ベトナム料理でおいしいところってどこ?」

お料理記者やフードスタイリストの知人・友人に聞くとかならず挙がるのが「ミ・レイ」の名前。

いつかは行かねばなるまい...とは思っていたのです。

しかし、ミ・レイのある東京・蒲田という場所は、新宿から乗り換えの路線に住む和歌ネエには、ちょっと行きづらい場所なんですね。

腰が重いじゃないか、自慢のフットワークはどこに行ったというお叱りは甘んじてうけますが、まぁ結果的に、私は地方出張のその足で羽田空港からバスに乗るという強行軍で、今回はじめて蒲田に降り立ったのでした。

「ミ・レイ」はどうやら下手をすると1ヶ月先までほぼ予約が入っているらしい。人気店です。いやが応にも期待が高まるというものです。

駅を起点に、地図を頼りに入って分け入って行く町は明らかにオトナの町...。「奥の色道」の成田アキラ先生の出会いを提供する店やラブホテル、スナックなどがひしめいております。

歩いている途中に、知人から電話が入る。この背景で、携帯で話しながらトランク引いて着物で歩いている自分ってどうなのかなぁ、という思いがふとよぎったが、あまり深く考えないことにする。行き着く先においしいものがあるのなら、問題なし。

「ミ・レイ」は川にほどちかい路地の2階にありました。

私は柳腰のアオザイ美女に給仕をうけ、円卓について食事をする『愛人〜ラ・マン』的なイメージを持っていたのですが、その勝手な思い込みを裏切るカフェ風の店内におしゃれな若者が立ち働いております。
店内.jpg
ハスのお茶を飲みながら、メニューを眺め、スタッフのアドバイスを聞きながらオーダーを熟考。

(編集Eさんはカメラ担当のOさんの登場を待ちきれず、「バジルシードのチェー」というかき氷水のようなスイーツを注文。これがあとで思わぬ事態を引きおこす)






今回のオーダーは牛肉とレモングラスのサラダ、にがうりのサラダ、海老の牛肉巻き、生春巻き三種、豆腐のレモングラス焼き。
牛肉とレモングラスのサラダ.jpg

←牛肉とレモングラスのサラダ。レモングラスの風味でサッパリと食べられる。1250円。











にがうりのサラダ.jpg
←にがうりのサラダ。にがうりは薄くスライスされているので、苦すぎず食べやすい。1050円。








牛肉巻き.jpg

→海老の牛肉巻き。お腹にたまるのがうれしい。1550円。







いずれの皿もハーブと野菜がたっぷり。油を多用しないので、30代の胃袋にも親切。

ベトナムバジル.jpg
ベトナム料理には、しそ、ラウウェーと呼ばれるベトナムバジル、スペアミントの三種のハーブがかかせないのだそう。

 ←ベトナムバジル。

生野菜なのに、たくさん食べられるのは、効果的に酢を使っているのだと思う。特徴的な味なのに、品がよく、くどくない。そして料理ごとに味つけが少しずつ違う。



3つの生春巻き.JPG
↑左から牛肉の生春巻き、海老の生春巻き、魚の生春巻き。各650円。


生春巻きも、具によってタレが違い、一口ごとに楽しさがある。ベトナム料理って奥深いんですよ、本当に。ああ、食べ続けていたい...。

わかさんベトナム.jpg




















しかし途中から、編集Eさんの箸の動きがニブくなる。そう、チェーに入っていたバジルシードが、胃の中で刻一刻と水分を含んでかさをましていたのだった。くやしがるEさん。

チェー.jpg
→バジルシードのチェー。バジルシードはお腹の中でふくらむダイエット食品として知られている。
450円。













中華料理をはじめとしたアジア系料理(ベトナム料理やタイ料理、韓国料理など)は、基本的に大皿をシェアするので、いろんなものを食べたいときは人数が必要。

そしてメニューオーダーの計画性も必要なのである。


次回の更新では、お豆腐に新たな味!

「豆腐のレモングラス焼き」の美味しさレポート&レシピ再現します!


ベトナム料理
ミ・レイ
なかなか予約が取れない超人気店。
●住所/東京都大田区蒲田5-1-4関根ビル2F
●営業時間/営業時間:火~金 17:00~23:00
     土・日 17:00~22:00
定休日:毎週月曜日
●電話/03-3732-3185
(2009/7/23up)

※和歌ネエの連載のレシピ+もっと簡単なレシピを大幅に書き下ろしたものが本になりました!簡単料理レシピ集「和歌ネエの男前ごはん」(荻原和歌・著)です。








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荻原和歌
おぎわら・わか
(和歌ネエ)