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7月8日(木曜日)

今週も、世間の気になるキーワードを検証する

オータニ・ザ・トレンドの木曜日がやってまいりました! ワ~っ!


昨日は七夕でしたが、
関西の一部を除いて天気はいまいちだったようですね。

皆さん、願い事を短冊に書きましたか?

どうせ雨で二人は逢えないから、いい。
なーんて、思ってやいませんか?

天帝の娘の織姫は、その類稀なる勤勉さで、
五色に輝く錦を織って天に献上していました。

年頃になっても男っ気もなく
元は美人なのに化粧をするでもなく、
ひたすら天上界のために健気に働く娘を見て
父親である天帝は、彼女にカレシを紹介してやりました。

天の川を挟んだ対岸で働く牽牛です。

牽牛も、若く健康でたくましく、
また立派な牛を育てることもできるマジメな青年でした。

二人は出会うと、お互い一目惚れ
即、意気投合してしまいました。

男日照りの美女と、女ッ気なしの血気盛んな年頃の青年です。
あたりまえです!

二人は寝ても覚めても離れず、
朝な、昼なに乳繰り合っていました

最初は「まぁ、若気の至りだしなぁ...
ワシも若い頃は...ムフフ♪」
と大目に見ていた天帝ですが、

牽牛しか見えなくなっていた織姫の機は、
そのうち埃をかぶってきます。

肥沃だった牽牛の土地もだんだんやせ細り、
面倒すら見てもらえない牛たちはバタバタと倒れていきます。

これを見た天帝はさすがに
「お前ら、そろそろ仕事しろ!」とカルくキレます。

「お父さん、すみません。明日は必ず機を織ります。」

娘に甘い天帝は
「しょうがないな。おい牽牛、オマエも明日には畑に行けよ!」
と説教します。

ところが翌日、そのまた翌日も、
やはり二人はイチャイチャしていて、まったく仕事をしません。

さすがに天帝もマジギレ!
いい加減にしろ!」とムリヤリ二人を天の川の両方へ押しやります。

そして
「俺があんだけ言ったのに、お前らぜんぜん仕事しないじゃないか!
 お前らがマジメに仕事するまで、お互いに天の川は渡らせんからなっ!」
と怒鳴りました。

その日から織姫は
愛し合った二人の日々を思い出しては川岸にたたずみ、
対岸に同じようにたたずむ牽牛を見てはさめざめと泣くばかりになりました。

牽牛も、川岸に織姫が見えると、
もう仕事どころではなくなって悶々としてしまいます。

呆れた天帝は、しょうがないのでこう言いました。
「わかった、わかった。
 では、お前らがちゃんと仕事したら、一年に一回
 7月7日には川を渡って逢うことを許そう。」と。

二人は大喜びです。

前にもまして織姫は一生懸命に機を織り、
牽牛も牛たちの世話に精を出します。

かくて、それから7月7日には毎年二人は逢瀬を楽しむことが
できるようになりましたのとさ。


...と、ここまでは良く聞く話です。

実は、この話には続きがあるのです。

一年間、どんなに織姫が一生懸命に働いても、
天候ばかりはどうにもならず、
雨が降ると、天の川が増水して、織姫は川を渡ることができません。

また晴れていても、
上弦の月が川下にかかると、
いけずな舟守は織姫を舟に乗せてはくれません。

そうなると織姫は、川岸に身を寄せて涙を流しながら
届くはずのない牽牛の名を叫び、
そんな姿を牽牛は見つけてしまうと、
悔しさに拳を打ち付けては身もだえするのでした。

いつからか、そんな二人を哀れに思ったかささぎ達が
7月7日に雨で溢れかえる天の川に自らが橋となって
織姫を牽牛に元に届けました。

こうして織姫と牽牛は、
雨の日でも上弦の月の日でも
7月7日の一日だけは、
身を寄せ合うことができるようになったのです。


...というわけで、

雨でもなんでも、7月7日は二人は逢引してるわけです。

そんなワケなので、昨日も一年分の想いの丈を
お互いにぶつけ合ったに違いありません。

合掌。

 

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読んどこ編集部

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