中国の昔話 九色のしか

中国の昔話 九色のしか

2020年5月

文:リン・シュウスイ 絵:リャオ・ジャンホン 訳:宝迫典子

定価:1,600円+税

ISBN978-4-86702-029-6
対象年齢:小学校低学年から
ページ:37ページ
21.6×29.4cm

薬草とりに出かけた男が森で出会ったのは九色に輝く不思議なしか。 見とれて川に落ちてしまった男を九色のしかが助けました。 このことは誰にも言うなと、しかに口止めされたのに、男は王妃に話してしまいます。 その毛皮を欲しがった王妃のために、王は兵馬とともに森へ出かけると……。

よく知られた仏教説話を台湾の人気絵本作家を絵本化。 古くインドからシルクロードを伝わり、敦煌の壁画にも描かれたこの物語は 日本では宇治拾遺物語や今昔物語に「五色のしか」というお話として伝わっています。

 

<作家・画家・訳者 紹介>

リン・シュウスイ 林秀穂 

1970年生まれ。絵本では夫である廖健宏との共作が多い。台湾の児童出版賞を多数受賞している。

 

リャオ・ジャンホン 廖健宏 

1971年生まれ。妻であるリン・シュウスイとの共作が多い。2011年ボローニャ国際児童図書展に台湾の代表的な絵本作家として選出された。影絵を思わせるリャオの作風は読者の想像力をかきたてると賞賛されている。

 

宝迫典子 (ほうさこのりこ)

高知県生まれ。埼玉県在住。

翻訳絵本に『ぼく、グジグジ』『あわてんぼうさん』(ともに朔北社)『たね、ぺっぺっ』(PHP研究所)やジミー3部作『君のいる場所』『君といたとき、いないとき』『地下鉄』(小学館)など。1999年より台湾の絵本の翻訳を手がけ、ジミー、ライマなどの作家を紹介。『カタカタカタ おばあちゃんのたからもの』(ほるぷ出版)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞。中国政府認定評茶員・茶芸師としても活動し、アジアのお茶どころを巡った紀行エッセイ『茶仏』がある。